過去と祈り

誰かを傷つけてしまったことがある。

時間が経っても、ふと思い出す。

「あの人は今、どう思っているのだろう。」

「いつか許してくれる日が来るのだろうか。」

そんなことを考えてしまう。

私はずっと、

“いつか”

を待っていた。

でもある時、気づいた。

相手の心は、
私にはどうすることもできない。

許すかどうか。

理解してくれるかどうか。

もう一度話したいと思ってくれるかどうか。

それは、相手だけが決められることだった。

だからといって、

「もうどうでもいい。」

そう思えるわけでもない。

できることなら、
幸せでいてほしい。

傷が少しでも癒えていてほしい。

償えるなら、償いたい。

そう願う気持ちは、今も変わらない。

そんなとき、
ハワイの「ホ・オポノポノ」という
祈りを思い出した。

「ごめんなさい。」

「許してください。」

「ありがとう。」

「愛しています。」

この祈りには、主語がない。

だから私は、この言葉を

相手に向けても、

自分に向けても唱えることができる。

ごめんなさい。

あの時、傷つけてしまって。

そして、

ずっと自分を責め続けて、ごめんなさい。

ありがとう。

出会ってくれて。

学ばせてくれて。

ここまで生きてきてくれて。

愛しています。

あなたの幸せを願っています。

私も、自分を大切にしていきます。

許してください。

あなたの痛みが少しでも和らぎ、

私も自分を裁き続けることから

少しずつ自由になれますように。

祈りは、

相手を変える魔法ではない。

きっと、

自分の心を少しずつほどいていく時間なんだと思う。

過去は変えられない。

でも、

これから誰かに手渡す言葉は変えられる。

これから誰かに残す温かさは、自分で選べる。

だから私は、

過去を抱えたままでも、

これから出会う人たちに

少しでも温かいものを残していける人でありたい。

そう願いながら、

今日もまた、静かに祈ってみようと思う。

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この記事を書いた人

1991年生まれ
静岡市在住

◇ Loves ◇
*花と植物
*モルモット
*ウクレレ

◇ What I do ◇
*イラストとデザイン
*不登校の子どもの居場所づくり
*小学生向け学習塾

◇ Values ◇
*暮らしを愛でること
*好きを育てること
*安心の種を届けること

暮らしを愛でる中で見つけた
小さな幸せや気づきを綴っています。

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